まだ6時前かな、外でゴソゴソ音がすると思ったら、すでに どくたはテントも畳み終わってやる気じうぶんだった:-)
カップラーメン
の朝食を済ませてから留辺蘂を
あとにした。
留辺蘂駅付近で道道103に入りサロマ湖へ。「岬」という名前に
目がないどくたがキムアネップ岬
に向かった。スパっと目の前に広がった
サロマ湖
‥、巨大だ。
休憩所があったので日陰を求めて入ったのだが、風通しが悪くよけい
暑かった…。ので建物の裏手にゴザを広げてしばし休憩 。
R238に戻り少し進むと
北勝水産
発見。ツーリングマップルのガイド文によ
るとここでホタテの直売をしているらしい。わくわく。
いざ出陣
!
奥のほうにホタテ直売所発見。おお、
100円ではないか
、おちーぷ!! うーん、刺身もうまそうだが、
焼いたのもうまそうだー、うーうー、どっちにしよう…………って、
100円なのに悩んでどうする
「両方下さい」
【特集:ほたて焼きの作り方】
結構手が込んでいるのだ。
道路標識にキラリと光る
稚内 280km |
うほー、遠いぜ! 一般道で見る距離表示としては破格の数字だ。もう
正午近いのにちゃんと夜になる前に着くんだろうか…と不安になったりも
した。実際280kmは遠かった。ちうのも回りの景色が非常に単調なのでど
の程度移動したかの感覚が掴めなくて退屈との戦いが激しかったのだ。止
まるポイントもほとんどない。とりあえず腹減ったので道の駅オホーツク紋別でぐったり
。じゃなかった、カルビクッ
パ
なるものをペロリ。暑くてしょうがなかっ
たので、辛いのが心に浸みた。
次の休憩ポイントは道の駅マリーンアイ
ランド岡島。しかし暑いということと、
どくたが食べてたソフトクリームが暑さでだらだらに垂れて来たというこ
としか覚えていない…。
道があまりに暇なので、ここからバイクを交換したりしてちょっとで も気が紛れるようにしつつどんどん北を目指した。
1999年8月5日16時40分、自転車少年の憧れの終着点宗谷岬に
ついに到着! 「きたー」という証拠がとても大きな意味を持つ場所なので、
しっかりと記念撮影
しておいた。ちうか、
ここで記念撮影せんでどこでやるんじゃ?
ってかんじ?
気合いを入れて、三脚を出して、手前にあった1mほどの台に載せて
カメラの向きのセッティング
もばっちり済ませて、タイマーをセットし
て、はい、ちーずーってシャッター押して3人揃ったら…
ぴゅう〜〜
「あ、あ、あああああ〜」
がっしゃーん
日本の北の果てで、二年弱の間活躍してくれた我が愛機
DC210は
突風とともに果てた
。ゆるせDC、不安定な場所に
三脚立てたとーちゃんを阿呆だと笑っておくれ。さらに、
横浜に帰ってすぐに
DC280Jを買ってウハウハなわしを許しておくれ ^^;;;;;;
最初は次に買うデジカメのことが頭をよぎってでれりんとしてしまっ たりしていたが、急に今後の日程で全く自由に写真撮れなくなるかと思う と、急に打ちのめされた気分になって来た。ぬー、デジカメ依存度高し。 という傷心のまま稚内に向かう。
宗谷岬から稚内に向かう途中に正面に円錐型の山が見える。ちょっと
いびつ。だんだん近付くと、かなりいびつ。これはもしや…、
うむ、
これはいわゆる「利尻富士」らしい。すまぬ、山梨人的にはこんな形では
富士と呼べない。ちなみに蝦夷富士
は大許可なり。
稚内の道道の稚内駅正面を少しばかり北に進んだところに
「稚内公園入口」の標識があるのでそこを左折。丘を上って、公園を過ぎ
てどんどん奥に行くとそこは稚内森林公園キャンプ場。ここは
稚内市街と宗谷岬の展望
が非常にきれいなキャンプ場で、広さも十
分。
テントを張ったあとで公園から10分ほど、半島の反対側の稚内温泉 「童夢」へ。めちゃめちゃ立派な建物でビビり。600円とちと高めに感じ るが、あれで600円なら気分良い。館内に食堂があり、「ウニ丼1500円」 というメニューに引かれてしまったので、風呂上がりに寄ってみた。すぐ となりの利尻・礼文がうまいウニの取れるところなのでかなり期待。むー ん、どういうのが出て来るんじゃろー。わくわく
あれまがーんこれムラサキウニ…
しくり…
と、思って食ったのだが、このムラサキウニはうまいぞ! さすがにバ フンウニレベルまではいかないが、甘くてウニの味が濃厚で、かなりうま かった。去年衝撃を受けた霧多布のウニ丼(バフンウニ)も1500円だったな あ。やはりウニ丼は1500円のに限る!