事実上の引き渡し。状態の確認と、鍵の引き渡しと。
先月の家探しの時には、前の住人が住んでいたのであまり細かく見ることができ
ませんでした。
じっくり見たのは実は今日が初めてなのです。つまりもうフィーリングで契約し
ちゃったってことやね。
ロケーションとか含めて、拘りの部分はクリアしていたので全然問題はないのだ
けど。
10:00からってんで、終わった時間も中途半端になり、合間に領事館へ行こうと
していたのができませんでした。もっと早い時間にしてもらえば良かった。
おびただしい量の鍵束を受け取り、もう何が何だかわかりません。
取り急ぎ使う3つだけ外して、あとは保管。
カーテンは前の住人が残していったので、そのまま使えそう。薄汚れているので
洗わんといかんね。
照明が無い。キッチン廊下、バストイレは付いているけど、ベッドルーム2つは
裸電球がぶらさがってるだけ、メインベッドルームとリビングには何もない。
なんか買わないといかんな。
工事はエレクトリシャンを別途頼まなければいけないらしいのだけど、別にこん
なのDIYでもできるよ。230Vだから感電したらちょっとやばいけど。
【後日追記】:アフリカ出張の予定があるので、黄熱病を始めとした各種予防接
種を受けておかなければなりません。ヨーロッパに滞在するのに必要なのではな
いです。
医大病院?らしきところで予防接種を受けた。日本だと黄熱病なぞは検疫所かな
んかに予約して結構大袈裟にやるはずなんだけど、こっちではアポなしで番号札取ってその場
でチュッとやるだけ。
1時間近く待ったのかな。呼ばれて、「英語しかわかんないけど」って言ったら
別の先生に回されました。でも対応は親切。
さらに呼ばれて、行く国や滞在期間、滞在中の環境などにより接種の内容や効果、
副作用、その後の対応などを懇切丁寧に説
明してくれます。ちゃんと理解させるのが義務ってのが徹底している感じ。もの
すごく長い時間をとってきっちりやってくれます。わからない言葉はわしも辞書
を引きながら。あやうくもう1回したら危ないらしいオタフク風邪の注射を避け
ることができました。
んで、黄熱病、A型肝炎、ジフテリア、破傷風、ポリオ、腸チフスの注射(全部
で4発)とマラリアの飲み薬他を処方してもらって、トータル2時間半かけて終
了。
待ち時間はともかく、内容や進行の合理性は日本よりずっと進んでるような気が
しました。流石お薬メーカーの国でつね。(無関係かも)
費用は2万円くらい。保険で9割は帰って来るはずだけど、民間保険だから都度請
求しなきゃなんないのはちと面倒。書類に不備が無いかとかも心配だし。
そんなこんなでとりあえずイエローカードげと。
思えば、わしの爺さんはわしくらいの歳に満州でチフスで死んだんだな。
そしてわしの娘くらいの歳だったわしのお袋含め、残された家族は半ば路頭に迷っ
た。
家族には決して同じ目に合わせたくないと常々思っているが、なんか見事に同じ
ような道を辿っているような気もしてゾッとしない。
日本が非常事態ってところまで当時と似てるしな。
考え過ぎもよくないけど、あまり楽観的すぎるのも良くないんだろう。
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